研修報告

2018年09月26日

日本プライマリケア連合学会第16回 秋季生涯教育セミナー

昨年は実家の用事でバタバタで
出席し損なった勉強会に

今年は出席しました。
今年から生涯教育セミナーは秋のみ3日間。
大阪での開催は有り難いです。

内容に関してはWEB上に上げること不可のものも
あったので、

受講したセッションのみ記録します。

■1日目1コマ目 2018年9月15日(土) 15:00 - 16:30
「物自体」は掴み取れるか?

■1日目2コマ目 2018年9月15日(土) 16:40 - 18:10
人生を変えるECG 〜たかが一枚、されど一枚〜

■2日目1コマ目 2018年9月16日(日) 9:00 - 12:00
Common Disease

■2日目2コマ目 2018年9月16日(日) 13:00 - 16:00
標準薬物治療ワークショップ

■3日目1コマ目 2018年9月17日(月) 9:00 - 12:00
忙しいプライマリ・ケア医のためのウラ診断学!

■3日目2コマ目
2018年9月17日(月) 13:00 - 15:00
「Annual Evidence Update in Primary Care 2018(EBMプロジェクトチーム)〜明日から使える最新のエビデンスをあなたに〜」



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2018年07月20日

第18回日本外来精神医療学会総会 その3


7/15(日)午後
メインシンポジウムII
「気分障害や発達障害におけるリワーク・職場復帰支援をめぐって」

MS2-1 精神科診療所でのうつ病復職支援:
    リワークプログラムについて
    心の風クリニックデイケア担当医
    医療法人社団爽風会理事長 佐々木一

リワークは復職準備性向上に有効。

MS2-2 臨床心理士の視点から
    栄仁会京都駅前メンタルクリニック 片桐陽子

・スムーズに支援が進まない場合発達障害併存を疑う
・各人で課題は異なる

・具体的なアドバイスと環境調整


MS2-3 看護職の視点から
    医療法人社団雄仁会メディカルケア虎ノ門 飯島優子

・2013年から発達障害のひと向けのプログラム
・専門外来、ピアサポートプログラムがある
・リワークプログラムの3−4割に発達障害特性

・自らの特性に気づく、対応策を検討し身につける
・職場と連携する

・ADHDの対処法ー物品管理と時間管理、
         タスク管理とスケジュール管理

MS2-4 当院のリワークプログラムの現状と課題
    〜地方都市の大学病院における取り組み〜
    東邦大学医療センター佐倉病院 
    産業精神保健・職場復帰支援センター 前田隆光、小山文彦

・デイケアの中で発達障害の診断がつくことが多い。
・環境調整の提案に使える。

・ADHD特性のあるひとの事例ーメモなど情報の一元化

・ASD特性のあるひとの事例
 ー本人のすること
  ・ひとつひとつ
  ・余裕をもってスケジュールを組む。
   突発的なことに対応できるように
  ・見える化(メモ・ふせん)

 ー職場側の調整
  ・上司・人事と本人のトリセツを共有
  ・仕事の進捗状況を上司と共有



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2018年07月19日

第18回日本外来精神医療学会総会 その2

7月15日(日)

教育講演3「安定就労につながる休復職支援とは
      〜産業医・主治医の関わり方の大切なポイント」
      日本産業ストレス学会副理事長・
      キヤノン(株)シニアアドバイザー 神山昭男

・精神疾病による地方公務員の長期病休は
 10年前の1.4倍で15年前の3倍。

・主治医および本人家族と
 産業医事業者の間に壁がある。
・壁を乗り越える連携力が必要。

平成28−29年度厚生労働省労災疾病臨床研究 
A)主治医及び専業医の休復職判断要件に関する調査
B)不調者の事例性と病態及び休業歴との関連分析
C)事例性、疾病性からみた不調者の職場適応度評価検査

A) 不安定就労群の特徴
  (産は産業医、主は主治医からの回答)
1)休業前にすでに精神疾患の既往がある(産、主)
2)過去に2回以上の休職歴がある(産、主)
3)休業前に月10日以上の欠勤がある(産、主)
4)要休業の説得が困難であった(産)
5)病態・予後の見極めが困難であった(主)
6)職場では、双極性障害、発達障害の診断(産)
7)就業可能性の見極めなく復帰した事例が多い
  (小さな事業所で復職プログラムなし)

B) 男子では、入社時点からメンタルヘルス相談の
  初回開始時点までの期間と1回目の休職までの
  期間が短い群が有為差あり。
  
  休職のきっかけとなった要因について
  <業務内要因><業務外要因><個体側要因>のうち
  休職回数が増すにつれて職場外の要因の比重が
  高まる傾向にあった。

<事例紹介>
・上司と人事を攻撃し
 10年の間に4人の上司をうつ病にしたひとに
 社内連携で対応。

・本人の信頼する上司とセットで異動
 +上司を支店長が支え、支店長も本人と定期面談。

<最高裁の判例>
・本人が病歴を伝えていなくても
 勤怠の乱れがあれば就業上の配慮必要。



シンポジウム2
「産業現場で見逃せないアルコール関連問題」

S2-1 産業医の立場から
   株式会社OHコンシェルジュ 東川麻子

・アルコール問題の対応は難しい
・役職の高いひとはむつかしい

・健康診断の肝機能障害、
 出勤時のアルコール臭、
 治療がうまく進まないメンタルヘルス不調などが
 関わりのきっかけとなる。


S2-2 「アルコール依存症のハームリダクション介入
    :減酒外来の経験から」
   独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター精神科
   木村充・湯本洋介

<減酒>
1)一番安全なのは断酒。最終ゴール
2)アルコール依存症の「ハームリダクション」
3)アルコール有害使用の最終目標として

☆飲酒がどのレベルであれ、量が減ると健康度が上がる。

・高機能アルコール依存症が節酒外来に来る。
・本人の目標設定をサポートする。

S2-3 「産業心理士の立場から」
    東京理科大学工学部 松浦真澄

・外部EAP的な仕事をしている

・業務上の問題や安全の問題として
 事例化している場合は、
 職場側と事前に情報共有し、
 方向性の確認をする。

・アルコール問題に詳しい医療機関を紹介する。
・情報提供した上で本人に考えてもらう。



<企業人事の立場から>
とある小売業の人事課長・三田氏の事例紹介

・医療機関と会社側の密な情報連携必要
・就業可否の判断をきちんとして欲しい

<日本橋メンタルクリニック 小澤先生>
・問題使用者には来てくれたことをねぎらい
 情報提供・ブリーフインターベンション。

・気分障害でアルコール多用が背景にある場合
 治療の足をひっぱるので一時的にでも断酒をすすめる

・アルコール依存症はなかなか来ない。
・就業可否については客観的な情報が重要。




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2018年07月18日

第18回日本外来精神医療学会総会 その1

第18回日本外来精神医療学会総会に
2年ぶりに行ってきました。

https://k-con.co.jp/18jaaps/index.html

7/14(土)

シンポジウム1
「職場における発達障害への対応をめぐって」

S1-1 児童精神科医の立場から
   東邦大学医学部精神神経医学講座 蓮舎 寛子先生

・日本は支援法ができたのは遅い
 2005 発達障害者支援法
 2007 特別支援教育 

・発達障害というのは多くの障害を含む。
・確定できない症例もある(発達歴不明)。

・過剰診断、過小診断の問題
 特性理解については広く、
 診断は狭く、としたいが、
 実際は診断しないと支援できない。

<ASD特性>
・感覚過敏、セルフモニタリングができない
・見えないものが苦手

<ADHD特性>
・過集中、不注意

・学童期に学習、生活面の問題、
 思春期に友人関係の問題、
 成人期に社会から孤立

<職場ではどうするか>
・苦手な部分は変わらない、補う。
・ほめてのばす。


S1-2 精神科主治医の立場から
   医療法人清和会新検見川メンタルクリニック
   佐々 毅

・発達障害の専門ではないクリニック

・新患の10%強。徐々に増える。
 ASDが年30−40人、ASHDが35人。
 ADHDは成人の治療薬が出てから増えた。

・県・市の発達障害支援センターと協力。

・周辺のひとは診断できない、が
 診断がないと支援が受けられない。

・2週に10分の診察で生活や就労について
 判断するのが難しい。

☆休職・復職の判断ー職場の状況が分からない。

☆当事者にどう対応したら良いか聞かれても
 上司、周囲がどう考えているか分からない。


S1-3 保健師の立場から
   医療法人社団桜メデイスン 新井由美
   (有楽町桜クリニックと産業保健サポートセンターを持つ)

・同じミスを繰り返す、休職・復職を繰り返す、
 ということで相談を受ける。

・本人への支援としては、生活管理と時間管理
 当事者の体験談と共感。

・職場には職場で困っていることを伝える
 特性を話す。

・具体的な作業環境管理
・復職した後定期面談

<事例検討>
・障害者雇用の事例
 1.できていることを評価、課題を整理
 2.最低限のルールを守るよう指導
 3.同僚のフォロー

・職場不適応から診断された事例

 
S1-4 精神保健福祉士・ジョブコーチの立場から
   NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク
   JAN地域企業連携事業部

・最近、就職の間口が広がっている
・求職者数が増えている(国の制度の改正によって)

・ジョブコーチは障害者・事業主・家族へ支援
・就労移行支援事業所は2年。その後のサポート
・精神障害者のトライアル雇用は6カ月、助成額もup。

・ジョブコーチの支援は1年3カ月から7カ月

・本人に合わせたマニュアルやフローチャート、
 写真を利用。
・定期的な振り返り
・会社外でも面談
・不調時の対応

・就職者の会(月例会)→休日にすることができる。

<問題点>
会社の求めている能力上昇に
本人がついて行けないことがある。


   








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2017年05月23日

平成29年度 産業保健実践講習会

毎年行っていて、申し込みをすませていたので
プライベートでかなりバタバタでしたが
行ってきました。

1.女性労働者の健康管理について
  母性健康管理に参考になるサイトの紹介あり。

  女性にやさしい職場づくりナビ - 厚生労働省

一番人気が「産休・育休自動計算」というのは
わかる。
 
2.事業場における治療と職業生活の両立支援について

  「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」
  に沿った話でした。
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000113365.html


3.ストレスチェックの事後措置について

  面接指導を適切に行うためには、
  「事前に勤務状況の情報収集を実施」
  が重要と。
  (本人の意見だけだとかたよるので)
  
4.メンタルヘルス事例研究
  −職場復帰事例−

  双極性障害の若者の職場復帰について

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