2008年12月16日

臨床頭痛学

私が、大学を卒業した時点で、頭痛に関するベストの本はこれでした。
頭痛・めまい・しびれの臨床―病態生理学的アプローチ
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いまだに新品で購入できる、というのは驚異ですが、
さすがに内容は古くなっています。

今現在、頭痛で1冊をあげるとすれば、下記の本。
ただし、危険な頭痛を見分ける方法を、
上記の「頭痛・めまい・しびれの臨床」を読んで理解した上で
この分厚い本を読んでください。

臨床頭痛学
著者:寺本 純
販売元:診断と治療社
発売日:2005-10
おすすめ度:4.0
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臨床医がひとりで500ページにわたる大著を書くというのは
なかなかすごいです。

分厚い本ですので、通読するよりは辞書的な使い方が
向いているでしょう。

通読できる、もうちょっと安い本を希望されるかたは
下記の本をどうぞ。
頻度の高い慢性頭痛の診断と治療をまとめた本です。

頭痛クリニック (1)
著者:寺本 純
販売元:診断と治療社
発売日:2007-03
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プライマリ・ケア医で頭痛とつきあわずにすむ人は
おられないと思います。

頭痛専門医が書かれた本を一冊読んでおくと、
「頭痛持ち」のひとのクオリティオブライフを
上げることができますので、喜ばれますよ。

p-6845001 at 12:56│Comments(0)TrackBack(0) 医学書 | プライマリ・ケア

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