2014年12月
2014年12月24日
親の家を片づける 実践ハンドブック
親の家を片づけるときに
実際どう動いたらいいか、
<7つの重要チェックポイント>を
実際に親家片を行った人の経験をもとに
あげています。
1.じつは親の気持ちが問題
2.いつから始める?
3.どこから始める?
4.ゴミの処分はどう進める?
5.誰がやるのか
6.どんなスピードでやればいいの?
7.お金で解決できることは?
↑それぞれの点について
起こりうる問題と解決策を
具体的に挙げています。
「親家片」を考えている人におすすめ。
<つらすぎて精神が不安定になっている
と感じたら、親家片をいったん中止して
気分転換をはかるという決断も必要です。
(183ページ)>
それだけ、大変な作業なんですね。
2014年12月23日
2014年12月22日
青森ドクターヘリ 劇的救命日記
日経メディカルCadettoで
「救急いばら道」というコラムを連載中の
八戸市立市民病院副院長 今明秀先生の本。
日経メディカル Cadetto 2014 Autumn
ドクターヘリを飛ばして
重症の内科・外科疾患に対応する
運用の実態を手に汗握る描写で描いています。
東日本大震災では
ドクターカーを使ってDMATとして
被災地の支援に出動します。
一段落したのもつかの間、
厚生労働省から福島原発30km以内の患者移送への
協力を依頼され
今氏を含む医師3名・看護師2名で
福島県に向かい、搬送を支援します。
そのときの状況は、下記のWEB記事でも読めます。
福島からのDMAT活動要請、飯舘村に向かう
原発30km圏内の患者200人、搬送大作戦
ドクターヘリについては、
「日本の医療 この人を見よ」で
もと警察庁長官・國松 孝次氏が
普及活動に関わっておられるのは知っていましたが、
救命率の向上に実際に役に立っているのが
わかってよかったです。
ふしぎな国道
「医薬品クライシス」などの
科学系ノンフィクションの作家が書いた
「国道マニア」の入門書。
「階段国道」や「登山道国道」など
車がとても通れない国道から、
ダート国道、アーケードの中の国道、
全長62mしかない「盲腸国道」など、
レアな国道が満載です。
珍しいモノだけでなく、
大阪梅田を起点とする国道423号(新御堂筋)を
終点の京都府亀岡市まで走って
市街地から山道への風景に変化を楽しむなど
オーソドックスな?道路の楽しみ方も
書いてあります。
ドライブ好きな人にお勧めです。
2014年12月19日
Integrating Oral and General Health Care
N Engl J Med 2014; 371:2247-2249 December 11, 2014
アメリカでは、歯科治療が保険給付されていないために
糖尿病や心疾患など慢性疾患を抱えた患者さんの
ヘルスケアコストがむしろ嵩むことを述べ、
口腔内ケアへの保険給付を求めた論文です。
2007年に歯科治療を受けられなかったため
12歳の少年Deamonte Driverが
敗血症で亡くなった事件があり、
2009年から子どもの歯科治療は
給付されるようになったとのことです。
Deamonte Driverについての記事は
下記で読めます。
For Want of a Dentist
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/02/27/AR2007022702116.html
アメリカでは、歯科治療が保険給付されていないために
糖尿病や心疾患など慢性疾患を抱えた患者さんの
ヘルスケアコストがむしろ嵩むことを述べ、
口腔内ケアへの保険給付を求めた論文です。
2007年に歯科治療を受けられなかったため
12歳の少年Deamonte Driverが
敗血症で亡くなった事件があり、
2009年から子どもの歯科治療は
給付されるようになったとのことです。
Deamonte Driverについての記事は
下記で読めます。
For Want of a Dentist
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/02/27/AR2007022702116.html