2014年10月

2014年10月31日

ほとんど無害

「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズの
4,5巻をまとめて読了。

さようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)
ダグラス・アダムス
河出書房新社
2014-09-19



ほとんど無害 (河出文庫)
ダグラス・アダムス
河出書房新社
2014-10-03



「ほとんど無害」を読んで呆然。
このシリーズをこう終わらせるか?

物語としては完成度高いだけに
かなりつらいわ。



p-6845001 at 05:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 電子書籍 | 小説

2014年10月30日

Postherpetic Neuralgia

N Engl J Med 2014; 371:1526-1533 October 16, 2014

帯状疱疹後神経痛についてのレビュー。

治療は局所のリドカインパッチ
(日本では使用できず)、

経口のプレガバリン(リリカ)、
ガバペンチン(ガバペン錠)、
三環系抗うつ薬を使用。

アセトアミノフェン、
NSAIDSは無効である。

予防法で有効なのは
帯状疱疹ワクチンである。


p-6845001 at 12:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 医学書 | プライマリ・ケア

誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち




虐待を受けた子どもたちが
その後、後遺症に苦しみ、
治療を必要とすることを書いたのが
杉山医師です。



この「誕生日を知らない女の子」の著者は
杉山医師との出会いから
虐待の「その後」を生きる子どもたちを知り、

彼ら彼女らの現在と、

その現在を支える「ファミリーホーム」
すなわち「小規模住居型児童養育事業」で
働いている大人たちのありかたを
本にまとめています。

小説である「明日の子供たち」
あくまで明るかったのに対して、

この本の現実には
胸の痛むものも多いです。

特に、虐待を受けたあとケアを受けず
大人になった後、子どもとの関係に苦しむ
沙織さん。

彼女が楽になれる日は来るのでしょうか。

2012年3月末時点で177カ所のファミリーホーム。
これが、国の目標にあるように千カ所になり、

できるだけ多くの虐待を受けた子どもたちが
安定した人間関係の下で育つことができる日が
早く来ますように。



p-6845001 at 06:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 電子書籍 | 教育

2014年10月29日

COPD診療のエッセンス 2014年版

日本医師会の
日本COPD対策推進会議のページ

「COPD診療のエッセンス 2014年版」
「COPD診療のエッセンス2014年版「補足解説」」

があります。

エッセンスだけだと簡略化しすぎで
ちょっとわかりにくいので

補足解説も合わせて読むのがお薦めです。

・日本でのCOPD有病率は40歳以上で8.6%。
・喫煙歴がなくても否定できない。
・年単位で進行する咳・息切れ・喘鳴に注意。
・スパイロメトリーで診断可能。
 診断に疑義がある場合は専門医紹介。





p-6845001 at 12:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 医学サイト 

死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人




「ノンフィクションはこれを読め!2013」
紹介されていた本。

HONZの書評はこちら

16歳の時に自分の母親を殺し、
その5年後に大阪で姉妹を殺害した犯人の
山地悠紀夫の生育歴を丹念に追い、

彼が事件を起こさないためには
どのような支援が必要であったかを
考えた作品です。

彼自身はほとんど何も語らず、
すでに死刑になった彼からは
自身の考えを聞くこともできません。

貧困・虐待家庭で育ち、
小中学生の頃から同級生との
コミュニケーションに困難をかかえ、

母親を殺害した後、少年院に入ったものの
そこから出た後は、彼を支えてくれる親族はおらず。

ゴト師の集団からもはじき出され
行き場を失う。

著者たちは、
彼と同じような障害をもったひとが
これまで起こした事件にも触れ、

リスクが高いひとをどうフォローすれば
再犯を防げるのかを考えます。

巻末にあさのあつこさんが
事件当時、被害者・加害者と同じ年代の
子どもを持った母親の立場で感じたこと、

山地をきっぱり断罪することができず、
彼がなぜ事件を起こしたのか知りたかったこと、

しかし、時間が経つにつれ
事件のことを忘れてしまったことを述べています。

この本は、あさのさんのように、
「なぜ?」と思ったけれど忘れてしまった人たちの
疑問に答えることが充分にできる本です。

おすすめ。


p-6845001 at 06:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 | 社会学
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