2011年01月

2011年01月28日

希望を捨てる勇気-停滞と成長の経済学

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学
著者:池田 信夫
ダイヤモンド社(2009-10-09)
販売元:Amazon.co.jp
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書いてあることはしごくまっとうである、と感じました。

特に、「ワーキング・プア」の裏側にいるのは、
日本的雇用慣行が生んだ「ノンワーキング・リッチ」である、
という指摘を読んだあとは、

現在、会員登録だけしている医師派遣サイトの時間給を見ながら
考え込んでしまいました。

昨日紹介した本でも書いていますが、
正しいことをどう政治に反映させるか、
が非常に難しいですね。





p-6845001 at 06:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 | 経済

2011年01月27日

ティアニー先生の臨床入門

ティアニー先生の臨床入門ティアニー先生の臨床入門
医学書院(2010-10)
販売元:Amazon.co.jp
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2年前に読んだ「ティアニー先生の診断入門」の続編。

第1回 日本プライマリ・ケア連合学会 秋季生涯教育セミナー
共著者の松村先生の講義を聞いたこともあり、

この本を読みました。

難しいなあ、と感じたのは、

研修医が教育を受けるのは、多くは、
検査機器がそろっている大病院で、

そういうところでは、
身体診察や臨床推論の能力が低くても
なんとかなるのですが、

ひとりで小規模の診療所を担当する場合には、
能力不足があらわになり、

しかも、教えてくれる人はいなくなっている、
ということです。

この本では、ティアニー先生が
New England Journal of Medicineに
投稿した論文も紹介されていました。

こちらも読んでみようと思っています。

Diagnosis Still in Question N Engl J Med 2002; 346:1813-1816


p-6845001 at 12:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 医学書 | プライマリ・ケア

日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか
著者:竹中 平蔵
PHP研究所(2010-11-25)
販売元:Amazon.co.jp
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日本の財政の分析のみならず、

世代間不公平をどう税で是正するか、
増え続ける社会保障費をどうするか、
経済成長のための労働市場の流動化、

など、幅広い話題を取り上げています。

ただし、幅が広すぎるので、
この本だけで問題をすべて理解するのは
難しいかも、と感じました。

特に、社会保障の部分については、
医療・介護・年金・保育と
対象となる制度が幅広いので・・・

追加でアマゾンのほしいものリストに
鈴木氏の下記の本を入れました。

社会保障の「不都合な真実」
社会保障の「不都合な真実」
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p-6845001 at 05:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 | 経済

2011年01月26日

“Daily” Dialysis - Lessons from a Randomized, Controlled Trial

N Engl J Med 2010; 363:2363-2364 December 9, 2010

週3回ではなく、透析の頻度を上げたほうが
メリットがあるのではないか?

という論説です。

同じ雑誌の下記の論文を受けて
書かれています。

In-Center Hemodialysis Six Times per Week versus Three Times per Week

こちらの新聞記事にありますように、
在宅透析だと、透析回数を増やすことも
通院の負担なしにできます。

頻回透析が、長期的な予後や
クォリティオブライフを本当に改善するかどうか、

もうちょっと頻回透析についての
データの蓄積を待ちたいところですね。

p-6845001 at 12:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 医学書 | プライマリ・ケア

プレジデント Family (ファミリー) 2011年 03月号

プレジデント Family (ファミリー) 2011年 03月号 [雑誌]プレジデント Family (ファミリー) 2011年 03月号 [雑誌]
プレジデント社(2011-01-18)
販売元:Amazon.co.jp
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ビューンでチラ読みして
特集が面白かったので購入。

<節約家計に問題続々。
 学費の足しに年間100万円、捻出してみましょう?>

では、

ファイナンシャル・プランナーの藤川太さんが
中学受験を検討しているさまざまなお宅を訪問し、

解決策を提案しています。

個人的に面白かったのは、
お宝保険を全期前納して、さらにグレードアップすること、

この場合は、営業所ではなく、支社で行うこと、

でした。

いや、こんなことできるんですねえ。

藤川太さんの本は、下記の本を面白く読み、
今も手元に置いています。

サラリーマンは2度破産する (朝日新書)
サラリーマンは2度破産する (朝日新書)
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もう一つの特集は、

<「お隣さんの貯金と支出」大調査
 年収別、危ない金銭感覚総チェック!>

うちは、上の子が今年公立中学校に進学し、
塾の費用も大幅にアップする予定です。

よそのご家庭は何にどれくらい使っているの?
子どものお小遣いはどうしているの?

というのが見られて良かったです。

うちは住居費に使いすぎ、というのも
あらためて確認しました。




p-6845001 at 06:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 | 資産運用
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