2008年12月

2008年12月31日

深海のパイロット

小飼弾氏のブログで知った本。

深海のパイロット (光文社新書)深海のパイロット (光文社新書)
著者:藤崎 慎吾
販売元:光文社
発売日:2003-07-17
おすすめ度:5.0
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読み始めて、一つ驚いたのは、ここで著者がインタビューした
潜水調査船のパイロットのひとりが
私と同郷であったこと。

子どもの頃は、ピカール親子の話も読んだな〜

あのころ、自分では将来こういう仕事をするんだと
まったく思わずに、学校に行っていたひとが
近くにいたんだなあ。

私は、深海調査が縮小されていることについて
全く知らなかったのですが、

太陽の光に依存している地上の生物とは全く異なる
深海生物の存在を見つけた深海調査については
高く評価しています。

縮小が続けば、有人潜水調査船を支える技術を持ったひとが
いなくなるのが心配です。

小飼弾さんが同じく紹介されている「深海生物の謎」
読んでみようと思っています。

p-6845001 at 05:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 

2008年12月30日

良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖

起きていることはすべて正しい
紹介されていた本。

良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖
著者:マーサ スタウト
販売元:草思社
発売日:2006-01
おすすめ度:4.5
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家族を含む自分以外のひとを利用対象としてのみしか
みない、良心に欠けたひとの有害性と、

良心に欠けたひとを見分ける方法、また、
そういうひとから被害を受けた場合の対処法について
記載した本です。

私が面白いなあ、と思ったのは、
「良心に欠けたひと」は、幸せになりにくい、ということです。

これらのひとには、「感情的な生活」がないため、
死ぬほどの退屈をあじわうことになる、

あるいは、退屈しのぎのために次々と刺激を求め続け、
そのために自分を不要なリスクにさらすことになる、
と著者は書いています。

「反社会性人格障害」は、大量殺人などとからんで
事例紹介されることが多いですが、

日常生活とからめた本は初めてでした。

以前読んだ、
モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない
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と通じるものを感じました。

p-6845001 at 05:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 

2008年12月29日

父親のすすめ



父親のすすめ (文春新書)父親のすすめ (文春新書)
著者:日垣 隆
販売元:文藝春秋
発売日:2006-09
おすすめ度:4.0
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この本を購入したのは、下記の本を読んで
日垣隆氏の子育てってどういうものなんだろう、と
興味を持ったため。

論争 格差社会 (文春新書)
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「論争 格差社会」で日垣氏は、
ブログでの日記を大学生への仕送りの条件にするなど、
私が思いつかないようなやり方を提案しておられます。

また、「全体状況と個別の処方箋は次元が違う」と言い切って
サバイバルのための子育て術を提案されています。

このひとの子育ての実際を知りたいなあ、と思って
購入しました。

私に一番役に立ったのは、

<はじめに−親にできること>
にあった、親と子はまったく別人格、という気づきと、

第4章 自立 にある、
「自分と自分の周囲を相対化(客観視)できて初めて、
 かけがえのなさ、というものを実感することができます。」
という言葉でした。

書かれている個々の子育てテクニックよりも、

子どもが親を必要としなくなるための子育て、という
著者の基本姿勢に納得しました。



p-6845001 at 05:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 | 教育

2008年12月28日

新聞社―破綻したビジネスモデル

これも、小飼弾さんのブログで知った本。

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)
著者:河内 孝
販売元:新潮社
発売日:2007-03
おすすめ度:4.0
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印象に残っているのは、90年代半ば、著者河内 孝氏と
アサヒビールの樋口康太郎会長との会話で
樋口会長が今後半世紀の日本での最大の問題と語った言葉。

「人口減、人口減だよ。だって君、胃袋が減るんだぞ、
 目玉が減るんだぞ、君のところなんか大変じゃないか。
 輸出がきかない産業なんだからー」

河内氏は、戸別配達を基本とする現在の新聞のありかたが、
ビジネスモデルとしてはすでに破綻していることを
指摘し、

インターネット時代の新聞の未来図を描いています。

著者は、毎日新聞社会部記者から始まって、
2006年に退任するまで常務取締役を務めたひとです。

それだけに、著者のメディア業界に向ける目線は
厳しいだけでなく、

読者に背を向けて滅びの道をすすむ新聞界が、

もっと読者と向き合うことによって
生き残ってほしい、という祈るような気持ちを
感じます。

さて、私は自宅で購読しているのは朝日ですが、
最近、通勤時間には産経新聞に目を通しています。

参考記事。

無料でユーザーのポケットに飛び込んでくる新聞。

著者の河内 孝氏が想像していたよりも時代の動きは
早いようです。




p-6845001 at 06:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 

2008年12月27日

麻酔科医ハナ

これも、小飼弾さんのブログで知った本。

麻酔科医ハナ 1 (1) (アクションコミックス) (アクションコミックス)麻酔科医ハナ 1 (1) (アクションコミックス) (アクションコミックス)
著者:なかお 白亜
販売元:双葉社
発売日:2008-06-28
おすすめ度:4.0
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筆者が麻酔科医をやっていたため、
安心して読める内容でした。

つまり、こんなのありえね〜ウソだろ〜という
内容がなかった。

筆者は激務の麻酔科医の対局として眼科医を描いていますが、

私が知っている大学病院の眼科はどちらかというと
全く優雅な場所ではなく、研修医が一番遅くまで残っている
科の一つだったと思います。

違和感があったのはそれくらい。

フェンタニルのアンプルを壊してモップで拭く、という
シーンでは、

やめんか〜と読んでいるこちらが怒鳴ってしまいました。

もちろん、上級医にたっぷり怒られる主人公ですが、
なぜダメかは本作を読んでください。



p-6845001 at 05:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マンガ 
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