2008年10月

2008年10月30日

暴走する資本主義

暴走する資本主義
暴走する資本主義


ちょっとでも有利な投資先を探し、
1円でも安いものを買おうという普通の庶民が、
資本主義の暴走の主体となっている、という指摘には、
賛否両論があるでしょうが、

私には、なにかすとんと納得がいった気がしました。

著者は政策によって、現在の超資本主義のマイナス面を
補うことを提案しています。

クリントン政権で労働長官を務めた著者は、
オバマ候補が大統領となれば要職に就くであろうと
言われており、今後の動向が気になります。

p-6845001 at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 | 経済

2008年10月29日

ルポ貧困大国アメリカ

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)
ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)

アメリカの医療体制の問題点については、
市場原理に揺れるアメリカの医療
に詳しかったのですが、

こちらの本は、医療のみならず、教育・軍隊・災害対策など、
多くの視点から
現在のアメリカが抱えている格差拡大を描き出しています。

振り返って、日本はというと、本日の朝日新聞朝刊に
事実上の無保険の中学生以下が3万人いる、という
記事が出ており、

決してよそ事ではないなあ、と感じています。


p-6845001 at 19:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 

2008年10月28日

投資信託選びでもっと知りたいこと

投資信託選びでもっと知りたいこと


あいかわらず、日本株はバブル崩壊後の最安値を
更新し続けています。7000円台割るとはびっくりです。

さて、今日紹介する本は、サテライトの投信をどう選ぶかを
書いた本です。

・REIT(不動産)投信
・新興国株式(エマージング)投信
・コモディティ(商品指数連動型)投信
・ヘッジファンド(マーケットニュートラル)

をどう選ぶか、について書いてあります。

あくまで、コア投信を選択した後の話になりますので、
コア投信選びについては、下記の本をどうぞ。

投資信託選びでいちばん知りたいこと


私は、以前書きましたように、コモディティと世界リートを
積み立てています。

AIGコモディティファンド<1年決算型>
STAM グローバルREITインデックス・ オープン

いちおう、分散して値動きを安定化する・・・ためですが、
今回は軒並み下がっていますね。



p-6845001 at 20:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 投資本 | 資産運用

2008年10月27日

フリーエージェント社会の到来

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか


雇われない生き方を選び、ワークライフバランスを実現した
多くのアメリカ人について書いてあります。

原書は2001年に出版された本ですが、この時点で、
アメリカでは、労働者の4人に1人がフリーエージェントだそうです。

もちろん、自由な生活を謳歌する人たちばかりではなく、
不安定な臨時社員もこのなかに入っているわけですが。

私自身も、一時期、アルバイト中心の生活をしていた時期は
まさにフリーエージェントであったわけですが、
自由を謳歌、よりは、国民年金・国民健康保険の負担が
ずっしりとのしかかった時期でありました。

継続したスキルアップが可能かどうか、という点を考えると、
医師の場合は長期間フリーエージェントを続けるのは
いろいろ問題がありそうです。

すでに定年まであと10年と迫った夫@外科系のほうは、
技術を生かしてフリーエージェントになるのが
理想のようですが・・・

p-6845001 at 06:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 一般書 | ワークライフバランス

2008年10月26日

投資戦略の発想法 2008

投資戦略の発想法 2008 (2008)
投資戦略の発想法 2008 (2008)


この円高・株は乱高下・100年に一度の金融危機に何も考えず
呑気に投資を勧めている、と思われてもいけないので、
いちおう私の投資スタイルを書いておきます。

基本は、上記の本を参考に決めました。

1.2年分の生活防衛資金は別に確保してあります。
2.住宅ローンを含め、負債はありません。
3.本代を含む自己投資に、手取り収入の1割を当てています。
4.運用資産の半分以上は、MMFもしくは個人向け国債に当てています。

4.については、正直リスクをとらなさすぎかなあ、とも
感じています。

こういう資産配分になっているのは、子どもの教育費を確保する
ためです。

子どもにかかる費用はひとりあたり
1500〜3000万円、と上記の本に書いてあります。

夫の個人資産は当家の場合、将来の一戸建て購入に充てる
予定にしております。

現在小学生の子ども2人の教育費用を考えると、
私のほうはあまりリスクはとれないと考え、
日本債券クラスにかなり偏ったポートフォリオを
組んでいます。

個別株や外債もあり、完全にバランスのとれた
ポートフォリオにするのは難しいですが、

3〜5年後には、余裕資金の半分を投資信託で
運用し、、

その中で、
日本株式・海外株式・日本債券・海外債券が
同じ割合になるようにと考えています。

つまり、預貯金を含む日本債券クラスが60%程度に
なるように、ということですね。

日本債券クラスをSTAM 国内債券インデックス・オープンの
ようなインデックスファンドで積み立てることについては
手数料の割にメリットないのじゃない?と
以前は考えていたのですが、

やり始めてみると、購入の手間がかからない、というのは
けっこうなメリットです。

リートやコモディティに関しては、最近積み立てを
始めました。
まだ、資産クラスとして記載できる額ではありませんが、
両方あわせて投資信託全体の5%程度まで、と考えています。








p-6845001 at 16:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 投資本 | 資産運用
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