2018年04月13日

『されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』




『脳が壊れた』『脳は回復する』
という2つの本で

自身の抱えた高次脳機能障害を描いた
鈴木氏が、

発達障害を持つ妻の
伴走者としての立場で書いた本です。

発達障害を持つ本人が
家族に対して加害的・被害的になる状況、

逆に家族が加害者と、あるいは被害者となる状況を
余すことなく書いてあり、

読んでいてちょっとしんどいときもありました。

全体のトーンは明るく、
鈴木氏の脳梗塞の結果として

夫婦の関係が大きく変わり、
「不自由を障害にしない」
家庭を作り上げる課程は、

実際に高次脳機能障害、発達障害のかたの
サポーターの多くに
読んでもらいたいなと感じました。


p-6845001 at 12:39│Comments(0) 電子書籍 | 精神科

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