2017年01月18日
『極論で語る睡眠医学』
「極論」シリーズ
出たらだいたい購入しています。
この本は2年前に読んだ
『極論で語る神経内科』の著者
河合真先生が
「睡眠医学」の必要性を
力説するところから始まっています。
<人生の3分の1を過ごしている時間>について
聞かずして、全人的医療はできない。
では、なぜ医師は「睡眠、どうですか」と
聞かないのか?
それは、
<返ってくる答えに対する対処を知らない>からである、
と看過しています。
残念ながら、
<睡眠医学のお作法を学ぶ機会が
今まで全くなかった>みなさん、
大丈夫です。
これ一冊を読み込めば
「睡眠」という
患者さんのプライバシーの領域に
踏み込んでも、適切な対応が
できるようになります。
また、
<居眠り運転は、居眠る前が生死の分かれ目
(「判断力低下を軽く考えるな)>(112ページ)
<(当直業務のような)シフトワークのコツ>
(118ページ)
のような、
忙しい医者稼業を文字通り生きのびるために
必須のTipsも載っています。
是非購入を。