2016年10月25日

The ProtecT Trial

下記の論文のビデオサマリーです。

10-Year Outcomes after Monitoring, Surgery, or Radiotherapy for Localized Prostate Cancer

前立腺に限局した前立腺癌を
定期的な経過観察、手術、放射線治療に
割り振って、

10年後の予後および
治療に関する副作用を
比較したものです。

(副作用とは、主に
 性機能、排尿機能、排便機能の障害。)

生存率や前立腺癌による死亡には
有意差なし。

ただし、経過観察群では
腫瘍の進展や遠隔転移群が多く、

治療群では治療に伴う症状が多い。

最初に経過観察とされた群でも半数は、
10年の間に治療を受けています。

なかなか悩ましい結果ですね。



p-6845001 at 12:32│Comments(0)TrackBack(0) 医学書 | プライマリ・ケア

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