2014年08月18日
明日の子供たち
有川浩の新刊。
ダ・ヴィンチの著者インタビューで
児童養護施設で暮らしている16歳の女の子から
手紙を受け取り、
それがきっかけで書いた本だと知りました。
<世間の施設に対するイメージが、
実態とあまりに掛け離れている。
何よりも”かわいそう”と思われることに
大きな違和感がある。>
という彼女の手紙がきっかけだっただけに、
かわいそうなイメージではない作品として
児童養護施設に就職した新任職員の
成長を描く
<お仕事もの>エンターテイメントとして
楽しめる本です。
この本の後半のエピソードに出てくる
「サロン・ド・日だまり」という
当事者支援施設、モデルは
「日向ぼっこ」だなあ、と
すぐにわかりました。
施設で育った子どもたちの居場所 「日向ぼっこ」と社会的養護
有川浩の作品、映像化されることも多いので
この本もテレビか映画にならないかな。
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この記事へのコメント
1. Posted by およね 2014年08月18日 20:05
読まれましたか!!!!
ダビンチもみなくてはいけない!!
あの最後の方の、政治家に向けてのプレゼン!!あの辺りは本当にワクワクしました!
ダビンチもみなくてはいけない!!
あの最後の方の、政治家に向けてのプレゼン!!あの辺りは本当にワクワクしました!
2. Posted by トミーB 2014年08月20日 21:24
およねさん、コメントありがとうございます。
小説のモデルになった当事者支援施設を立ち上げた渡井さゆりさんの自伝を読んだことがあるので、
子どもたちの活躍にどきどきしながら読んでいました。
http://dokushototousi.livedoor.biz/archives/1403291.html
小説のモデルになった当事者支援施設を立ち上げた渡井さゆりさんの自伝を読んだことがあるので、
子どもたちの活躍にどきどきしながら読んでいました。
http://dokushototousi.livedoor.biz/archives/1403291.html