2010年12月12日

七人の敵がいる

七人の敵がいる七人の敵がいる
著者:加納 朋子
集英社(2010-06-25)
販売元:Amazon.co.jp
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中古で購入。
ちょっとだけ・・と思って読み始めたら
止まらなくなりました。

第1子を2ヶ月で父母会運営方式の保育園に入れて、
0歳児連れで夜9時までの運営会議に
出席していた私から見ると、

保育園時代、役員から逃げ回っていた
主人公陽子は信じられないくらい
責任感のない人間に見えて、

最初の章では、全く共感できませんでした。

しかし、この主人公が、
小学生母としての6年間、
地域社会の「敵」をバッタバッタとなぎ倒しながら、

少しずつ、変わっていきます。

その変化は読んでいて楽しかったです。

小学校PTA・学童・連協・スポーツ少年団・自治会などの
子どもや自分が所属する地域の仕事で

悩んだ経験のあるお母さんにお薦めの本です。




p-6845001 at 09:52│ 一般書 | 小説
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